- 転職エージェントを利用すると転職活動が有利になるの?
- 転職エージェントに登録したあとの流れは?
- 転職エージェントにはどんなサービスがあるの?
本記事を読めば、そんな疑問が解決します。
転職活動を成功させるためには、転職エージェントの協力は必要不可欠です。
ただし転職エージェントに言われるがままに行動しても、間違いなく転職活動が成功することはありません。
そこで本記事では転職エージェントを利用したときの一連の流れと、転職エージェントの賢い使い方についてまとめました。
希望する企業から内定をもらいたい!という人は、ぜひ本記事を参考にしてください。
転職エージェントのメリット・デメリットを確認したい場合には、関連記事から読んでもらうのがおすすめです。

転職エージェントの流れ

まず初めに、一般的な転職エージェントを利用したときの流れを説明していきます。
利用する転職エージェントが決めきれない場合には、関連記事の「営業職におすすめの転職エージェント」をご確認ください。
キャリアアドバイザーとの面談
転職エージェントに登録すると、まず初めにキャリアアドバイザーとの面談が行われます。
面談は「対面式」「オンライン」「電話」の3つの形式の中から、あなたが希望するものを選ぶことができます。
面談の内容は、キャリアアドバイザーから今回の転職活動における様々な質問に答えていく流れとなります。
- 退職を希望する理由
- 転職先に求める条件
- 入社を希望する時期
この面談で転職活動全体の方向性・決着地点が決まってしまうので、現時点であなたが感じている正直な想いを答えましょう。

ちなみに筆者の退職理由は、残業時間が多すぎることと、転勤の回数が異常であることを正直に伝えました。
求人の確認と応募
キャリアアドバイザーとの面談が終わると、あなたの希望条件に近しい求人票が、メールもしくは専用ページに送られてきます。
送られてきた求人の中で選考に進めたいものがあれば、キャリアアドバイザーに応募したい企業を伝え、書類選考へと進んでいきます。
企業への応募手続きは転職エージェントがすべて代行してくれますが、応募手続きが完了してしまうとキャンセルはできないので、求人票の中身をよく確認するようにしてください。



書類選考に通過してしまうと、嫌でも面接を受けなくてはならなくなりますよ。
書類選考
あなたが転職エージェントに送付した履歴書と職務経歴書が企業側にも送られ、いよいよ書類選考が始まります。
書類選考を無事に通過できれば、次の選考である面接に進むことができます。
しかし残念ながら書類選考に落ちてしまえば、面接の機会も与えられず、応募した企業への入社への道は断たれてしまいます。
そのため職務経歴書の内容は常にブラッシュアップしておき、あなたのスキルや経歴が企業担当者に刺さる内容に仕上げておきましょう。
面接(複数回の場合あり)
書類選考に通過すると、キャリアアドバイザーより面接日程の調整連絡が入ります。
複数の候補日から都合の良い時間を選択して、転職エージェントに回答しましょう。
どうしても日程が合わない場合には転職エージェントに相談し、別の候補日を出してもらうことも可能です。



面接の日程が決まったら、必ずその日程で面接を受けるようにしてください。
1度決まった日程を変更すると、企業への心象が悪くなってしまい、選考の結果に大きく響いてしまいます。
内定・条件交渉
無事に採用面接に通過すれば、転職エージェントから内定の連絡が入ります。
内定の連絡とあわせて、企業側から年収や入社希望日が提示されるので、その条件で入社するかどうかを判断することとなります。
仮に思ってた以上に年収が低かった場合や入社時期などが面接で話した内容と食い違っている場合には、転職エージェントから企業側に代理交渉をしてもらうことも可能です。
入社の意思を企業側に伝える前に、少しでも腑に落ちない点があれば、ぜひ活用しましょう。
転職エージェントの賢い使い方


転職活動を成功に導けるかどうかは、転職エージェントの使い方で大きく変わってきます。
ここでは転職エージェントの賢い使い方を5つに絞って、解説していきます。
紹介された求人に反応を示す
転職エージェントから紹介された求人には、できるだけ反応を示すことが大事です。
求人紹介の前にキャリアアドバイザーと面談が必ず行われますが、そこであなたの希望条件を完全に理解してもらえるわけではありません。
そのため応募するときはもちろん、応募をしない求人に対しても「なぜ見送りにするのか」という理由をできる限り添えて回答しましょう。
紹介された求人にしっかりと意思表示をすることで、あなたが希望する条件を転職エージェントに理解させていくことができます。
職務経歴書は必ず添削してもらう
書類選考の通過率は、職務経歴書の内容次第と言っても過言ではありません。
必ずキャリアアドバイザーに職務経歴書を添削してもらい、企業担当者に刺さる内容に仕上げていきましょう。



とは言え、職務経歴書に何を書いたら効果的なのか、イマイチわかりませんよね?
職務経歴書の書き方がわからない場合には、後述するセミナーを受けてみるか、転職エージェントの公式サイトに記載されているサンプルを参考にして、仕上げていきましょう。
必要であれば模擬面接をしてもらう
初めての転職活動もしくは面接に苦手意識がある人は、転職エージェントに模擬面接をぜひ打診してください。
模擬面接では、実際の面接で想定される質問と回答内容のフィードバックがもらえます。
また面接の雰囲気に慣れることもできるので、実際の面接でも普段どおりに自分を売り込むこともできるようになります。
「面接で思うように話せなかった!」と悔しい思いをしないためにも、転職エージェントの模擬面接を活用することをおすすめします。
各種セミナーを受講する
応募書類の添削や模擬面接の転職支援サポートのほかにも、転職エージェントが開催するセミナーを受講することもできます。
- 適性診断
- 職務経歴書の書き方
- 面接力向上
セミナーの受講にはいっさい費用がかからないため、気になるものがあれば一通り受講しておくことをおすすめします。



オンラインセミナーなので、スマホからでも参加することができますよ。
複数の転職エージェントに登録する
積極的に転職活動を進めていきたいなら、複数の転職エージェントに登録しましょう。
紹介される求人の数が増え、転職エージェントを使い分けることも可能になります。
またキャリアアドバイザーは転職活動においてのあなたのパートナーですが、複数の転職エージェントに登録することで、スキルの高い担当者についてもらえる可能性も高くなります。
ただし複数の転職エージェントに登録するということは、それだけ対応する時間も増えるため、登録する時期をズラすなどの戦略も必要となります。
≫ 複数の転職エージェントに登録するメリット・デメリットの詳細はコチラ
まとめ
転職エージェントを利用したときの流れと、賢い使い方について解説しました。
転職エージェントはあくまでも転職におけるツールの1つであり、能動的に活用しなければ、メリットを活かし切ることができません。
転職活動を成功に導くためにも、本記事を参考にして、転職エージェントを上手に使いこなしていきましょう。
また転職エージェントとあわせて、転職サイトを利用することも効果的です。
転職エージェントと転職サイトの違いについては、関連記事に詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

