また会社の飲み会か…。
会社の飲み会って本当は行きたくないけど、断れないことが多いですよね?
仕事が終わったのに、上司や先輩たちに気を遣わなくちゃいけないし、深夜までダラダラと続くので次の日にも影響が出てしまいます。
でも、「会社の飲み会に行きたくない!」と思っているのは、あなただけではありません。
そこで本記事では、会社の飲み会に行きたくない理由を整理し、上手に断るための理由について詳しく解説していきます。
働き方が多様化する今、自分の時間を大切にする方法を一緒に考えていきましょう。
HIRO@営業課長
営業職一筋で20年以上働いている、中堅サラリーマンです。現在では営業課長として、新規顧客の開拓とメンバー教育に日々奮闘しています。本ブログでは、営業マンが抱える悩みや不安の解消法を発信し、少しでも営業が楽しいと思えるようなキッカケを提供していきます。
会社の飲み会に行きたくない理由
いったい「会社の飲み会に行きたくないなぁ…」と、感じる理由はなんでしょうか。
ここでは、会社の飲み会に行きたくないと感じるよくある理由を詳しく見ていきます。
プライベートの時間を大切にしたい
働き方改革が進む現代では、仕事とプライベートを明確に分けたい!自分の時間を自由に使いたい!と考える人が増えています。
実際に私もプライベートの時間を確保するために、残業ありきの会社から残業なしの会社に転職し、平日でも自由な時間を獲得しました。
しかし、会社の飲み会に参加すると当然ながらプライベートの時間が犠牲になるため、大きなストレスに感じる場合もあるでしょう。
時間外に上司や先輩の顔を見たくない
会社の飲み会では、上司や先輩たちも参加しているため、勤務時間外と言えども一瞬たりとも気を抜くことはできません。
特に、飲み会の席に自分の武勇伝を語り始める上司や、嫌いな先輩などがいた場合には、まさに会社の飲み会=地獄絵図と化すでしょう。
また、アルコールが入ることでパワハラやセクハラが起こりやすくもなり、会社の飲み会には行きたくないと感じる人も多いと言えます。
そもそもお酒が苦手
アルコールがまったく受け付けない体質であれば、会社の飲み会はまさに苦痛の時間と言えるのではないでしょうか。
お酒を飲んでいる人とのテンションの差がどうしてもできてしまうため、飲み会の会話の中に入りづらいと感じてしまうからです。
また、上司や先輩たちにお酒を勧められて、断り切れずに飲んでしまい、後々気分が悪くなってしまう人も少なくはないでしょう。
会社の飲み会にお金を使いたくない
会社の飲み会では、1人あたり4,000~5,000円に設定されることが多く、2次会以降も参加すると10,000円近くの負担となります。
これが毎月複数回行われるとなると、家計への負担も大きくなるため、自分の趣味や自己啓発などにお金を回せなくなるでしょう。
そのため、金銭的な事情によって、会社の飲み会には行きたくないと言う人も少なくはないということが言えます。
翌日の仕事に影響が出る
遅くまで会社の飲み会に参加していると、翌日の仕事に影響が出てしまいます。
寝不足や疲れ、二日酔いなどの影響で、仕事に集中しづらくなり、不注意からミス・クレームを発生させてしまう恐れもあるでしょう。
そのため、翌日の仕事のパフォーマンスを高めたいと思い、会社の飲み会には行きたくないという人も少なくありません。
本当は行きたくないのに会社の飲み会を断れない理由
会社の飲み会に行きたくないと思いつつも、多くのサラリーマンが飲み会を断れていません。
なぜ、会社の飲み会を断るのは、それほどまでにハードルが高いのでしょうか?
ここでは、会社の飲み会が断りづらい3つの理由について詳しく見ていきます。
キャリアへの影響を考えてしまう
多くのサラリーマンが、会社の飲み会を断ることで自分のキャリアに影響が出るのではないかと心配していることでしょう。
ひと昔前では、会社の飲み会=仕事の一環とされており、飲み会を断ることは仕事のスキルが欠如していると考えられていました。
加えて、会社の飲み会では非公開情報をいち早く入手できるため、出世や昇進のチャンスを逃してしまうという不安にも駆られます。
人間関係への影響を考えてしまう
職場の人間関係は、仕事で成果を上げたり、業務を円滑に進めるために、良好な関係を築いておきたいところです。
しかし、会社の飲み会に参加しないことで、職場で孤立してしまい、仕事に悪影響を及ぼすのでは?と不安になってしまうでしょう。
特に、新入社員においては飲み会を断るリスクが大きいことが予測されるため、新人であればあるほど飲み会が断りづらくなります。
同調圧力を感じてしまう
日本特有の「空気を読む」文化や、集団主義的な価値観によって、会社の飲み会は絶対に参加するものと圧力を感じることもあるでしょう。
- みんなが行くから自分だけ断れない
- 帰属意識が薄いと思われてしまう
- 飲み会を断ることで輪を乱したくない
このような圧力に屈してしまうことで、行きたくない会社の飲み会に嫌々参加しているという人も少なくはないと言えます。
行きたくない会社の飲み会を上手に断る理由
会社の飲み会を断りたいけど、実際にどう言えばいいのか悩んでいる人に、飲み会の上手な断り方をご紹介していきます。
あなたの状況と照らし合わせて、すべてがウソにならない断り方を選択してくださいね。
家族との用事がある
会社の飲み会を断る際、もっとも効果的なお断り文句が「家族との予定がある」になります。
- 奥さんや子供の誕生日である
- 奥さんの体調が悪く子供の世話がある
- 実家から両親が家に来る
このように、だったら無理やり誘えないなぁと相手に思わせることが、違和感なく会社の飲み会を断れるポイントです。
友人との予定がある
独身の人であれば、友人との約束も会社の飲み会を上手に断れる理由の1つになります。
- 遠方に転勤した友人と久々に会う
- 学生時代の仲間との同窓会がある
- 以前から約束していた予定がある
以前から予定があった。という流れにすることで、急遽決まった会社の飲み会を断っても、お互いが嫌な気持ちにならなくて済みます。
通院や治療の予定がある
会社の飲み会を断る理由を根掘り葉掘り聞かれたくない場合には、通院や治療などの予定があるという理由も活用できます。
- 虫歯の治療がある
- 風邪気味なので、薬をもらいに行く
- コンタクトを作り直しに行く
いずれの理由も実際に使ってみましたが、会社の飲み会を上手く断れることができました。
予約がなかなか取れなくて‥と付け加えると効果的です。
体調不良を訴える
あまり多用すると信頼を失うことにもなりますが、体調不良をアピールすることも会社の飲み会を断る上で効果的な方法です。
- 最近、体調が悪いので早く寝たい
- 仕事で寝不足が続いている
- 喉が痛いのでお酒が飲めない
ただし、体調不良を理由にした場合には、翌日も多少の演技が必要となるため、飲み会を回避できたとしても面倒くささは残ります。
金欠状態でピンチなことを伝える
給料日前の飲み会であれば、金欠であることも会社の飲み会を断る理由になります。
- 今月は友人の結婚式が複数あった
- 医療費などの予想外の出費があった
- 給料日前に使いすぎてしまった
会社の飲み会に参加するメンバーも、あなたの分を負担したいとは考えていないため、上手く飲み会を断ることができるでしょう。
申し訳なさそうに断ると、相手も納得してくれます。
よくある質問(FAQ)
会社の飲み会に行きたくないと
会社の飲み会は断ってもいいですか?
はい、断っても問題ありません。
近年、働き方改革の推進により、多くの企業で飲み会への参加は強制ではなくなっています。
個人の事情や意思を尊重する風潮が広がっているため、丁寧に断れば問題になることは少ないでしょう。
ただし、会社や職場の雰囲気を考え、適切な頻度で参加した方が人間関係が円滑になります。
行きたくない会社の飲み会を断るには?
会社の飲み会を断る際には、具体的な理由を伝えると断りやすいです。
家族との用事や体調不良、通院の予定など、相手が納得しやすい理由を選びましょう。
曖昧な理由よりも、具体的な理由の方が理解を得やすいです。
また、事前に予定があることを伝えることで、断りやすくなります。
会社の飲み会に行きたくない人はどれくらいの割合ですか?
状況によって異なりますが、複数の調査結果を見てみると、概ね50~70%の人が行きたくないと考えています。
年代別では、若い世代ほど会社の飲み会に消極的な傾向が見られます。
会社の飲み会に行きたくないと正直に言うべき?
会社での関係性にもよりますが、正直に行きたくないと伝えても、人間関係を悪化させる可能性があります。
断り方も社会人としてのマナーが問われるため、相手の気持ちを配慮することが求められます。
仕事の飲み会を断る理由として何がいいですか?
家族や友人、治療などの予定が前もって決まっていた。という断り方が、一般的には受け入れられやすいです。
ただし、会社の飲み会を立て続けに断る際には、断る理由を偏らないように配慮する必要があります。
まとめ
あくまでも統計上の数字にはなりますが、会社の飲み会に行きたくないと考える人の割合は、50~70%と非常に高くなっています。
しかし、それぞれの立場や事情によって、行きたくない会社の飲み会に参加している人が多いことも事実です。
そのため、会社の飲み会を断る際には、誘ってくれた人の気持ちに寄り添い、丁寧にお断りすることが大切になってきます。
また会社の人間関係は、より良い仕事をしていく上でも必要不可欠になるので、たまには1次会だけでも参加してみてはいかがでしょうか。
ただし、あまりにも頻度が多い場合や、断ったことでイジメにあうなどの場合には、さっさと違う会社に転職することをおすすめします。