
転勤の打診は受けるべき?どんなメリット・デメリットがあるんですか?
本記事では、そんな疑問にお答えします。
転居を伴う転勤は、ビジネスパーソンとして大きなチャンスに繋がるメリットがあります。
しかしその一方で、家族やプライベートに非常に大きい負担を強いることにもなるため、簡単に受け入れることができないのも事実です。



縁もゆかりもない土地で仕事や生活をしていくには、相当の覚悟が必要になります。
そこで本記事では、転勤のメリットとデメリットについて、転勤を3度経験した筆者がわかりやすく解説していきます。
転勤の打診を受けるか断るかを決断できないという人は、最適な選択ができるように最後まで本記事をご確認ください。
転勤のメリットとは?
現在では転勤と同時に退職を選ぶ人も少なくありませんが、一方で転勤をすることで多くのメリットを感じることができます。
ここでは実際に転勤を経験して感じた、3つのメリットをわかりやすくご紹介していきます。
昇給や昇格のチャンスが広がる
転勤を受け入れることは、昇給や昇格のチャンスと直結していることが多く、これは転勤の大きなメリットの1つです。
転勤を指名される場合、スキルやポテンシャルが高く評価されている証拠であり、より大きな職務を担わせたい意図があります。
私が関西へ転勤した際には、営業所の売上アップとリーダーとしての役割を任され、マネジメントの業務まで担当することになりました。



その結果、売上を5倍に拡販することができ、メンバーもどんどん追加されました。
転勤は昇給や昇格に直結し、あなたのキャリアを次のレベルまで押し上げることができるというメリットがあります。
住宅手当がもらえる
転勤する金銭的なメリットについては、住宅手当が支給されることが大きいと言えます。
支出の割合が大きい家賃の一部を会社が負担してくれることによって、毎月の可処分所得を増やすことができます。
私の場合も家賃の半分程度を会社が負担してくれることで、年間60万近くも自由になるお金を増やすことができました。



お金に余裕があることで、心にもゆとりが生まれます。
転勤による住宅手当を利用できれば、毎月の給料を実質的に増やすことができるメリットがあるわけです。
転勤先の土地を深く理解できる
転勤をすることで、新しい土地での生活を経験することになるため、その地域の文化や生活様式を深く理解できるメリットがあります。
それによって、自分の知見を広がるのを肌で感じることができ、仕事以外の面でも大きく成長することができるでしょう。
私自身も関西に転勤をしたことで、大阪や京都の良さを身に染みて感じることができました。



地元の人の人柄にも触れることができ、今では関西が第二の故郷と言えます。
知らない土地に住むことは不安も大きいかとは思いますが、転勤によって自分の知見を広げられるメリットにも繋がります。
転勤のデメリットとは?
転勤には様々なメリットがありますが、それと引き換えに非常に大きなデメリットを背負うことにもなります。
ここでは実際に転勤をしてみてわかった、転勤のデメリットについてご紹介していきます。
人間関係がリセットされる
転勤は引越しを伴う異動のため、これまで積み上げてきた人間関係すらもリセットされてしまうというデメリットを抱えます。
転勤先で人間関係を構築するまでは、気晴らしすることも容易にはできなくなるため、ストレスや不安を発散しづらくなります。
さらには家族同伴で転勤先に引越す場合には、パートナーや子供にも大きな負担を強いることにもなります。
大人になってから新たに人間関係を構築するのは予想以上に難しいため、転勤を受け入れる際には事前に覚悟をしておきましょう。
転勤族は結婚できないの?という疑問については、関連記事で詳しく解説しています。
引越しの準備や手配が面倒
転勤の前後1ヶ月間は様々な手配や手続きに追われるため、せっかくの休日も好きなように過ごせないというデメリットを抱えます。
- 引越し前に行うこと
- 引越し先の賃貸物件探し
- 引越し業者の手配
- 水道やガス、電気などの住所変更
- 荷造り
- 転出届の提出
- 引越し後に行うこと
- 転入届の提出
- 運転免許証の住所変更
- 荷ほどき
- ガスの開栓立ち会い
- 郵便物の転送届
これら引越しに必要な手配や手続きを休日返上で行っていく必要があるため、休日ですら気の休まらない日々が続きます。
特に初めての転勤の場合には、すべてが手探りの状態で進めていく必要があるため、事前にチェックリストなどを用意しておきましょう。
将来のビジョンが描きづらくなる
転勤を定期的に求められるようになると、将来のビジョンを描きづらくなるというデメリットを抱えることとなります。
転勤するたびに新しい業務を担当することができますが、長期的な視点で見た場合には業務に一貫性を持たせることができません。
さらには、マイホームなどの購入計画も立てづらくなったり、単身赴任で家族と一緒に生活することもできなくなります。
転勤は将来のビジョンを描きにくくするため、仕事やプライベートにおいても、非常に大きな障壁となるデメリットを与えます。
実際に転勤して良かったのか?
転勤のメリット・デメリットをまとめてきましたが、ここでは実際に3度の転勤を経験した私の感想をご紹介していきます。
転勤を経験して、良かった点と悪かった点を包み隠さずにお話ししていきたいと思います。
住宅手当で可処分所得が増えた
転勤をするまでは会社から住宅手当などは支給されないため、家賃すべてを給料の中から工面する必要がありました。
しかし、転勤後には家賃の半分程度が住宅手当となったため、自由に使えるお金が一気に増やせるというメリットを実感しました。



住宅手当が出ることが、転勤を受け入れる最大のメリットかも知れませんね。
営業課長に昇進できた
転勤をすることで、新しい業務や役割を与えらるため、新たなスキルや知識を身に付けることができます。
当然、新しい業務や役割に戸惑いや不安も感じますが、それをこなすことで確実にビジネスマンとして成長にも繋がってきます。
私の場合では、売上の拡販とメンバーの管理を任され、そのミッションを成功させた結果、営業課長に昇進することができました。
ただし、プライベートは犠牲になる
当然のことながら、引越しを伴う転勤の場合には、これまでの人間関係がリセットされてしまうというデメリットがあります。
縁もゆかりもない土地で新たに人間関係を構築することは、仕事で成果を上げるよりも苦労を要することでしょう。
さらに、せっかくできた友人も再度の転勤でリセットされてしまうため、転勤するたびに人間関係が希薄になってしまいます。



頻繁に会えないと、連絡も取りづらくなるんですよね。
よくある質問
転勤のメリット・デメリットに関する、よくある質問をまとめてみました。
転勤のメリットは何ですか?
新しいスキルや知識が身に付く、昇進や昇格のチャンスに繋がるなどがありますが、最大のメリットは住宅手当がもらえることでしょう。
転勤のデメリットは何ですか?
引越しの準備が面倒だったり、将来のビジョンが描きづらくなるなどがありますが、最大のデメリットは人間関係がリセットされてしまうことです。
転勤を断ることはできますか?
転勤を断ることはできますが、昇給や昇格の機会を失ったり、職場の居心地が悪くなります。転勤を拒否するなら、退職も覚悟しておきましょう。
転勤を拒否できる正当な理由や注意点については、関連記事に詳しくまとめました。
まとめ
転勤の経験者である筆者が感じた、転勤のメリット・デメリットをまとめました。
- 転勤のメリット
- 昇給や昇格のチャンスが広がる
- 住宅手当がもらえる
- 転勤先の土地を深く理解できる
- 転勤のデメリット
- 人間関係がリセットされる
- 引越しの準備や手配が面倒
- 将来のビジョンが描きづらくなる
できることなら転勤を経験せずに出世コースを歩みたいものですが、残念ながら転勤の声がかかってしまうこともあるでしょう。
転勤を受け入れれば、昇給や昇進などのチャンスが広がり、新たなスキルや知識が身に付けることもできます。
しかし同時に、これまでの人間関係はリセットされてしまうことに加えて、将来の人生設計が立てづらくなるのも事実です。
もしあなたに転勤の打診があった場合には、転勤のメリットとデメリットを客観的に判断し、受け入れるべきかを検討してください。