会社の上司〇月〇日付けで〇〇支店に異動してくれないか?
会社の上司のこんな一言で、頭が真っ白になった経験はありませんか?
本記事の筆者である私も過去に6回ほど転勤の打診があり、最初の1回は転勤を拒否して退職をしました。
転勤を安易に受け入れると、仮に家族がいる場合には、奥さんや子どもにも大きな負担を強いることにもなりますし、独身だったとしても人間関係がすべてリセットされてしまいます。
とはいえ、転勤を拒否して退職すると、生活費の工面や転職活動をしなくてはいけないので、これはこれで相当面倒くさいですよね。
そこで本記事では、転勤を拒否しても営業課長まで昇進を果たした私が、転勤の打診に動じない自分をつくり上げ、会社への依存度を下げる方法について解説します。
自分の人生を会社に決められたくない!という方は、本記事を参考にしてくれたら幸いです。
本記事は、書き直し中です。
転勤を拒否しても退職せずに済む人には共通点がある
転勤を拒否したのに、退職せずに済む人には3つの共通点があります。
どのような共通点なのか、詳しく解説します。
常に結果を出し続けている
転勤を拒否しても退職せずに済む人は、常に仕事で成果を出し続けています。
もともと転勤を打診される人はほかの社員よりも結果を出していることが予想されますが、「辞められたら困る」と思われるレベルにまで存在価値を高めておく必要があります。
そのためには、自分が担当している業務で唯一無二の存在になるくらい、常に結果を出し続けることが条件になるでしょう。
私(営業職)の場合は、「新規開拓」と「既存顧客の売上拡大」に成功したことで、3年で売上を3倍に増加させるという実績を残しました。



その結果、「転勤はできないので退職します」と上司に伝えた際、「転勤の内示を白紙にする」と言ってもらえました。
会社に依存し過ぎていない
転勤を拒否しても退職せずに済む人は、良い意味で会社に依存し過ぎていません。
今の会社で条件が合わなくなったのであれば、いつでも転職できるようにするため、自分のスキルを高め続けています。
その結果、転職活動も順調に進むため、条件が合わなくなった会社に固執することなく、退職前提で転勤を拒否することができます。
私が転勤を拒否したときは、転勤の内示をされたと同時に同業他社に応募をし、最終面接まで進めておきました。



「いつでも辞められる」という状態を作っておくことで、心理的にすごく楽になりました。
給料以外に別の収入源を持っている
転勤を拒否しても退職せずに済む人は、給料以外に別の収入源を持っています。
転勤を拒否するときは、上司から「退職扱いになったら、生活費はどうするんだ?」と必ず不安を煽ってきます。
給料以外に別の収入源を持っておくことで、上司から不安を煽られても平常心で自分の想いを伝えることができるんですよね。
私は副業(ブログ)で多少稼げていたので、自分の力で稼げているという事実が、転勤を拒否する際に心のよりどころにできました。



サラリーマンは、毎月の生活費を人質に取られています。そのため、給料以外の別の収入源を見つけておきましょう。
転勤を拒否できる人材になるための3つのステップ
次に、転勤を拒否できる人材になるためには、どうすればいいのでしょう。
ここでは、転勤を拒否しても退職せずに済む人材になるための3つのステップを紹介します。
受け身から能動的に変える
転勤を拒否できる人材になるためには、仕事のスタンスを「能動的」に変更しましょう。
上司から指示された業務をこなすだけでは、会社にあなたの存在価値を提供できず、代えが利く人材から抜け出すことができません。
会社から必要だと思われるためには、業務フローを自分で考え、結果をもぎ取れるようにならなければいけません。



失敗を恐れず、まずは何でも自分からやってみましょう。
その結果、自分なりの「成功パターン」が見えてきて、会社から必要とされる人材に生まれ変わることができます。
市場価値を高める働き方をする
転勤を拒否できる人材になるためには、社内だけではなく社外でも評価される働き方を意識することが大切です。
社内評価だけを追いかけていると、今の会社でしか通用しないスキルばかりが身についてしまい、結果的に会社依存度を高め、転勤の打診を拒否できなくなってしまいます。
そのため、定期的に転職サイトなどの求人に目を通し、自分のスキルや経験がどれくらい評価されるのかを確認するようにしてください。



スカウト型の転職サイトに登録して、企業からスカウトが来るかを待ってみるのもひとつの手です。
自分の市場価値を確認する習慣をつけることで、自分の強み・弱みが客観的に見えるようになり、社外からも求められる人材に近づいていきます。
副業などで収入源を増やしておく
転勤を拒否できる人材になるには、給料以外の収入源を持っておくことも大切です。
収入のすべてを給料に頼っていると、いざ会社と意見が対立したときに「退職したら生活できない」という不安から、会社に対して強い意見が言いづらくなるでしょう。
加えて、自分ひとりの力で収益を得られるようになるためには、サラリーマンでは決して身につけられない高いスキルが必要になります。



副業では、営業・広報・経理などの仕事も自分ひとりで行う必要があるんですよね。
その結果、副業などで収入源を増やすことができる人材は、サラリーマンの仕事でも高いスキルを発揮できるというわけです。
転勤を3回拒否して営業課長になるまでにやったこと
ここからは、今の会社で転勤を3回も拒否したにも関わらず、営業課長まで昇格した私が実践したことを紹介します。
大阪の売上を5年間で5倍にした
今の会社に転職して5年後に、大阪への転勤を命じられました。
しかし、大阪に異動して10か月後に、「やっぱり人が足らなくなったから、東京に戻ってきて」という意味不明な転勤の打診。
10か月で大阪の軸となる見込み客を開拓しつつある状況だったことに加えて、「会社にいいように利用されている」と感じた私は、さすがに「転勤はできない」とキッパリ断りました。
その後、この辞令に奮起した私は、とにかく新規顧客の開拓を進めて、売上8,000万円から5年間で4億5,000万円まで伸ばしました。



その後も札幌、翌年には仙台への転勤を打診されましたが、いずれも「退職する」と伝えると取りやめてもらえました。
自分の市場価値・適性を確認した
大阪事務所を5年で立て直したのち、再度東京への転勤の打診があったためそれを受け入れ、新規事業の責任者を務めることになりました。
しかし、東京に異動した3か月後に、今度はまさかの札幌転勤を打診される羽目に。
大手顧客をたった3か月で開拓し、意気揚々と上長に報告をしたところ、「来年は札幌を開拓してみないか」との打診。
さすがにこの会社はヤバい!と気づき、転職活動を開始しました。
その際、自分は本当に営業に向いているのか?市場価値はどれくらいなのか?という疑問が頭をよぎり、「適性職種」「〇〇歳 平均年収」などのキーワードをひたすら検索。
検索しまくった結果、自分の市場価値と適性職種を、「ミイダス」という転職サイトで無料で確認できることを知りました。
診断結果は、法人営業への適性と、当時の年収の+100万円ほどの市場価値があるということがわかり、競合他社への応募を決意。
その結果、最終面接まで駒を進めることができ、札幌転勤の返答をする際も強い意志を持って拒否することができました。



転勤の話自体は、「辞めてもらっては困る」と判断され、札幌行きは白紙になりました。
当時、私が実際に受けてみた「ミイダスのコンピテンシー診断」については、こちらの記事に詳しくまとめてあります。


ブログで副業を開始した
さすがに転勤の打診が多すぎると感じていた私は、収入のすべてを給料だけ依存しているのを不安に感じ始めました。
しかし、時間の切り売りをする副業では、会社にバレるリスクが高まると同時に、本業にも身が入らなくなると予想。
そのため、時間に捉われずに副業ができる「ブログ・アフィリエイト」を始めることを決意。
本業が通信業界であることに加えて、コロナ禍での通信需要をチャンスと捉え、ブログのテーマは「光回線」を中心に記事を作成しました。
その結果、給料以外の収入源を増やすことに成功したことに加え、副産物として誰よりも通信知識を持つ営業マンになりました。



ブログを始めたことで、収入が増えただけではなく、スキルアップにもつながりました。
転勤の内示を6回受けた私がよく聞かれること
会社のメンバーや友人から、よく聞かれることをまとめました。
転勤を拒否したときの上司の反応は?
転勤を拒否しても「お前にやってもらいたい」など説得され、何度も会議室に呼ばれました。もういい加減にして欲しいと思ったときに、「会社の指示に背いているため退職したい」と告げると、「辞めるくらいなら今のままでいい」と転勤の話が白紙になりました。
転勤を拒否したあとの同僚の反応は?
いずれも異動直後の転勤指示のため、ほとんどの同僚は私の味方でいてくれました。転勤がなくなったあとも「よかったね」と声をかけてくれ、みんなで祝杯を挙げたことはいい思い出です。
転勤を拒否したら評価が下がった?
正直、転勤を拒否したときは、評価は下がるだろうなと思っていました。しかし、新規開拓が想定以上に取れて売上が上がったため、評価を著しく下げられることはありませんでした。
転勤を3回受け入れたのはなぜ?
1回目は、大阪拠点長になれるため。2回目は、新規事業の責任者になれるため。3回目は、同一エリアの異動だったため、「相談なく勝手に決まってました」という感じです(笑)
転勤を受け入れたメリットは?
自分の知らない土地に住めること。関東出身の私が大阪転勤をした際、文化の違いを知ることができました。今では大阪は第二の故郷だと思っています。あとは、住宅手当がもらえるので、実質賃金が上がるメリットもあります。
まとめ:転勤を拒否しても必要だと思われる人材になりましょう
全国に支店がある会社で働くサラリーマンでいる限り、転勤は決して他人事ではありません。
会社都合の転勤で、家族には大きな負担を強いることになり、今まで築きあげてきた友人とも疎遠になってしまいます。
そのため、決して会社の指示だから仕方ないと諦めるのではなく、自分や家族にとってデメリットの方が大きいと判断した際には、強い意志を持って転勤を拒否することも必要です。
転勤を拒否しても「退職されたらヤバい」と思われている人材であれば、ネット上で言われているような低評価をつけられたり、望まない部署へ異動させられたりすることもありません。



会社に言われるがままのサラリーマンから脱出して、会社にモノ言える価値の高いサラリーマンを目指しましょう!
